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エピペン 追記2008年06月11日 20時02分

このブログのログをとってみると,
エピペンの検索結果のリンクで
たどり着いている方が,数多くいらっしゃる。

こんなにエピペンを検索している人がいるということは,
アレルギーで困っている方が数多くいるということ。

自分たちはエピペンまで携行していたということで
特殊なケースと思い悩んでいた時期もあっただけに,
変な意味での安心感が生まれてきた。
反面,みんな不安だけどお互いがんばろう!
って思えるようにもなってきた。

すこし成長したのかな。
さて,今回はもう少し小学校入学まで・入学後のことを書きたい。

まずは,エピペンの購入について
私の奥さんは運良く医療従事者であったので,勤め先の先生に
お願いして,エピペンの購入をしたようである。
ただ,驚いたことに,この注射,保険が利かないのである。

子供がアナフィラキシーを起こしたときに使用する薬(注射)なのに
保険が使えないなんておかしいのではないか。

実費で購入すると診察を含め2万円弱
利用するための期限も決まっているため,
期限(一年位)を過ぎるとまた購入しなければならない。

おかしいでしょう。厚生労働省!

話はそれてしまいましたが,
エピペンを購入と同時小学校へ説明に行き
問題となったのは,注射を打つということは
医療行為になるということ。

今回長男がエピペンを持って登校するにあたって,前例について
聞いたのですが,その小学校でははじめてのケース。

したがって,手探りから始まっています。


話し合いの中で出てきた念書についても,
どう記述してよいかわからず,
私が素案を作り,妻に確認・添削を願いました。

情けない話ですが,PCがクラッシュしたため
データが残っていませんが,

内容については,

長男にアナフィラキシーを示すショック症状が出た場合
本人が単独でエピペン注射を行うことは,
難しいと思われるため,
注射器に手を添えていただくなどの手助けをお願いいたします。

万が一,その行為による,
副作用などが起こった場合については,
当方が承諾してお願いしている行為であり,
一切の責任は問いません。


こんな感じだったと思います。
とにかく,アナフィラキシーの症状が出て苦しいとき,
自分ひとりで,ズボンの上から注射を打つのは難しいと思い,
先生に助けをお願いしました。ただし,

万が一の場合については,
学校側への責任は問わない。
それが学校側が一番求める部分だったようなきがします。


また,エピペン摂取後,すぐに病院へいけるよう,
あるいは重篤なアナフィラキシーまでいかない場合に
速やかに医療機関を受診できるよう,事前に,
学校の近隣の数件の病院を受診しておき,
カルテを作っておき,事情も話しもしもの時には
受け入れてもらうようにしておきました。


あくまで
,エピペンは最終手段ということで考えました。

また幸いに,担任の先生も,協力的で,
家庭訪問にきていただいた時には,まずエピペンの話からでした。
ちょうどそのときは,私も時間を作って立会いました。
熱心に私たちの説明をきいていただき,実際の使用時の手順の
確認もできました。


さらには保健の先生と校医に相談に行ってもらっていたようです。

私達も初めての事で,不安も多く,
もしものときのために妻は
学校から15分以内の場所で勤務して
何かあったらすぐに
駆けつけることのできるようにしていました。



ぱぱ


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エピペン後編2008年04月26日 07時55分

エピペンを携えて小学校の事前相談へ。

妻と私でいろいろなお願いを。

まず給食については,アレルギー除去食を別に用意することは出来ないが,料理の材料をコピーで渡すことは可能との事。こちらで食べられるか食べられないか判断し,×な場合は弁当を持たせることに。

基本的に卵・ごまなどを使用した日は,その一品の変わりになるものを。
ピーナッツが含まれている料理がある場合は,万が一を考えてお弁当一式を持たせるつもり。

もっとも心配していたエピペンについては,注射器を保健の先生,担任の先生が単独で注射をすることは,医療行為になってしまうだろうとのことで,子供の手に先生の手を添えて補助で行なってもらうということ。

その内容の承諾に関しては,書面で押印し,学校側に提出するということ。

もし私が逆の立場だったら,書面の提出をお願いするかもしれません。

相対的に見て,学校側の対応は紳士だったし,実際お世話になる保健の先生・担任の先生は親身になって対応してもらいました。

エピペンも揃ったし,学校側への説明も終わったし,なんとかして入学を果たしました。


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エピペン 前編2008年04月24日 21時40分

今回の内容はちょっと真剣に。

長男のアナフィラキシー。発作がおきたときはあたふたとし,ただ事ではないとわかってはいたのですが,この記事をネットで読んでさらに背筋がぞっとしました。

----------------記事の内容-------------------
2005年の11月にカナダのケベック州に住む15歳の少女が、ボーイフレンドとキスをした後に急に倒れ、その4日後に死亡したというニュース。
実は彼女もピーナツ・アレルギー持ちであり、ボーイフレンドがキス前にべたとされるピーナツ入りのお菓子が口内に残っていたため、それが原因でアナフィラキシー反応の呼吸困難を引き起こした、とメディアでは大きく取り上げられました。


微量のピーナツでも、下手をすると死にいたる可能性がある……。自分の子供に置き換えると・・・

それから,より真剣に,長男が小学校に進学したときのことを考える事
になりました。幼稚園では,給食は園内で作っていたため,アレルギーの除去食を作ってもらえましたが,小学校では,給食センターで一括で食事がつくられるため,除去の出来ないことが考えられ,まず除去できない場合は弁当の持参を覚悟。

さらに,万が一間違ってアナフィラキシーが出てしまった場合を考え,携帯式の補助治療を目的とした自己注射製剤であるエピペンを持たせることにしました。

ちょうど妻が薬剤師ということもあり,事前に知識があったため,この選択肢を選びましたが,実際,ドクターにお願いして,注射が届き,現物を見て説明書を読むと,はたして,6歳の子供にいざというとき使用できるか?と心配になりました。

劇 エピペン0.15mg

このケースに入れて持ち運びます。

自分で注射を足に打つなんて,私でも躊躇してしまいます。


取り扱い説明。あくまでアナフィラキシーの緊急補助的治療用。
適正な処置は病院で。


練習用の注射器がこれですが,妻が長男に使用方法を教えましたが,やっぱり不安。


妻が書いた張り紙が見えます。


ズボンを二枚はくことがあるので注意書きを!

最終的には,小学校の先生にお願いをし,万一のときは注射をしてもう事にしました。そこで,小学校入学前に事前相談に行きました。

出席者は

学校側
・教頭先生
・担任の先生
・保険の先生
・栄養士の先生(給食センター)

当方
・私
・妻

となりました。
そこで,これまでの長男のアナフィラキシーの症状。保育園での対応。
これからの小学校へのお願いをしました。

後編に続く


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